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Because it's there.

“それ”はその都度
変化するらしい。

続・七転八倒趣味日記

05
2017  20:57:42

30ピークス目 ~白い母と黄色い葉々と食い込む歯

2017_1103_00.jpg
11月というと秋なのか冬なのか今更ながらよくわかっていません。
暦の上では11月7、8日頃らしいので間もなく冬という事になるのでしょうか。

そんな事より「暦の上では」という節が非常に気になったので調べてみると
旧暦の二十四節気という1年を24分割にして1年を測定する方法に基づいているらしく
太陽暦を基にした測定方法のため現代の考え方から少しずれが生じるらしく
ちょっと早い時期に冬が訪れるような設定のようです。

何の話かよくわからなくなってきましたが
「暦の上でないところでは」まだまだ秋真っ盛りのようなので
あの古の軍団を引き連れてちょっと高いところに訪れて参りました。


本日訪れたお山は奥日光は白根山(標高2,578m)。
「関東以北最高峰」というちょっとわかりづらい異名を頂いてますが
関東地方の最高峰で且つこの山より北に(国内では)このお山より高い山はないとのことらしい。


<本日のルート>
2017_1103_map.jpg
Team UGOとしては3回目のチャレンジ(敗退を含まず)になるのですが
今回は2013年以来に一度お邪魔している丸沼高原スキー場からの周回ルート。
ただロープウェイの終電があるため念のため山頂までのピストンルート(青線)を
予備プランとして予定。

結果的に時間の関係で予備プランの方にしたので
あれこれルートを考えておくのは大切だなと思った。


2017_1103_01.jpg
2013年10月の私。
この日はガスガスであんまり景観を楽しめなかったなと。

それにしても何を思ってか低めに調整されたザックの位置が腹立たしい。
そりゃ肩も痛くなりますわと成長したというよりは
ただ口うるさくなっただけの数年後の私がのたまう。


<当日のお天気>
2017_1103_tenki.jpg
てんきとくらすより拝借)

この日は台風の影響か荒れ模様の天候が続いた後の回復デー。
台風の前後って1日はすっごい晴天が来るイメージです。
心配した風もそれほどでもなく前夜に降るらしい雨が凍結しないかくらいが心配事だった。


2017_1103_02.jpg
久しぶりなのかよく通っているのかあまり記憶が定かでない
関越道を夜な夜なひた走る。
今回も最近お気に入りの前乗り作戦をとってみた。


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赤城高原SAにて舞茸ソバをいただく。
夜中にも拘わらずこんなにしっかりしたものが出てくる
ホスピタリティの高さに感心。


2017_1103_04.jpg
本当はあの奥にある水沢うどんが食べたくて仕方がないのですが。
下りにしかないみたいなのでなかなか縁がなさそうです。

ダラダラと準備したせいもあって3時頃に丸沼高原スキー場の駐車場に到着。
思い起こせば以前もそうだったのですがこの時点で駐車している車は
私ら以外には1台のみ。
当日の朝夕ですら5台程度しか見かけなかったので
そこまで人気のないルートではないはずなんですがバスのご利用の方が多いのでしょうかね。


2017_1103_05.jpg
明けて清々しい朝。
ロープウェイの運航は8時からなので割とのんびりできます。


2017_1103_06.jpg
今回は前回の天狗岳の反省をもとに
モンベルシュラフとマットを完備。
更にインナーシュラフも準備して万全の態勢で臨んだので
快適に眠る事ができました。
やっぱりモンベルのダウンシュラフは偉大。

ま、気温も7、8℃はあって風も出なかったので
冷気も大したことなかったのですけどね。


2017_1103_07.jpg
念のために前日慌てて換装したスタッドレス。
取りあえずという事でそこそこ固くなったお古のまま。
結果的に必要はなかったのですが温度計は一時3℃くらいを差したこともあったので
以降は用心するに越したことはなさそうです。
今年はさすがに新しいのに換えないとですな。


2017_1103_08.jpg
ダダ空きの駐車場にも拘わらず
幅寄せしてくる超失礼なお車が。


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誰かと思えば相棒の幼なじみたちのご登場。
更に本日はそのまたお知り合いのMさんも参戦。

出会いがしらにMさんから「歩けなくなったらお願いします」との
愛嬌のあるご挨拶に
「えぇ、遠慮なく置いて行きます」
と半分本気の返答をしてしまうトークスキルすら全く向上しない私。


お三方とも登山はとんとしてないみたいなので
関東最高峰相手にどこまで行けるかわかりませんが
少なくとも私の場合は登る事自体が目的なので
行けるところまでいければそれでいいじゃないかと思っていたり。

さらに長女(画像右)にいたっては
マスクをしていたのでちょっと気になっていたんですが
本気でお風邪を召していたらしく
「いや、風邪じゃないから」と謎の呪文で
乗り切ろうとしていた模様。
我々昭和世代が平成世代に理解をしてもらう事って
きっと不可能なんじゃないかなってなんとなく思った。


2017_1103_10.jpg
ロープウェイ乗り場は登山者に開放されている第1駐車場から
少し下ったところにある。

8時くらいに集合といい加減な集合体制をお願いしていた訳ですが
8時前に当日移動組が付いてくれたお陰で迅速なスタートが、、、
と思いきや、我々のダラダラ準備に巻き込まれて
8時半頃のスタートに。
面目ない。


2017_1103_11.jpg
登山届はチケット販売場のある2Fにあります。
外で登山届を書かなくていいのはロープウェイルートならでは。
私ら2人はまた勝手に独自フォーマットのを提出。
ただ駐車場利用の場合は車の情報を備考に入れるべし。


2017_1103_12.jpg
この乗り場には温泉も併設されている。
下山後即温泉ってそういえば経験がないので
せっかくだってことで温泉トクトクパックのロープウェイチケット(¥2400)を購入。


2017_1103_13.jpg
近くに最近流行りのアドベンチャーコーナーができたらしく
模型が展示されていた。
どっちかというとこの模型の方が好み。
こんなん作ったら楽しいだろうなー。


2017_1103_14.jpg
4年ぶりのロープウェイ。
思えば登山を始めて3か月程度でここを訪れていました。
少しは成長できてるといいですが、経験上現状維持を示すのが精一杯。


2017_1103_15.jpg
紅葉は真っ盛りのちょっと手前とかだったと思うけどなかなか綺麗でした。
ただ黄色が多く赤があまり入ってなかったので
鮮やかというより色あせた感じもしてそれほどの感動はなかった気がする。
いや、あんまり紅葉に感動するタチじゃないってのがそもそもの原因かもしれないけど。

荷物を軽くしたくて今回はOM-D E-M10+SIGMA 19mm F2.8 DNの軽量コンビなので
色味は現実よりちょっと鮮やかな感じです。


2017_1103_16.jpg
15分ほどゴンドラに揺られて山頂駅に到着。
よよよ、想像より白いぞ?

数日前に30cmクラスの降雪があった情報は聞いていましたが
間の数日でほとんど溶けてしまうだろうとの予想は外れて
なかなかの残り具合。
これは道中難儀しそうです。


2017_1103_17.jpg
奥にはでーんと変わらぬ姿を見せてくれる我らが母様。
こんなに視界の効いた状態で見たのは初めてだ。
改めて「山」の字にも見える均整の取れた美しい姿に惚れ惚れします。
今日は素人5人がお邪魔しますがどうぞよろしくお願いします。


2017_1103_18.jpg
無条件に愛してしまっている白根サマに
興奮が止まらない相棒サマ。
しかも思いのほかの雪山という事で
他のお三方の(おそらくは)不安には目もくれず
シャッターを切りまくる。


2017_1103_19.jpg
ひとまず落ち着いたのか(あきれて)先行したお三方に続き登山スタート。
こっち側の二荒山神社に来るのも久しぶりですね。

そういやこの山の伝説みたいなのがないか探してみたんですが
昔信仰登山が行われていた名残が残るって事くらいしか探せませんでした。
まぁ男体山が余りに象徴的な山容ですからね。
今はもう古い考えですが古風な女性像のように一歩引いてたたずむ
奥ゆかしいお山なんだろうと思う。


2017_1103_20.jpg
鹿ゲートを通ってさぁスタートです。
我々二人はすっかり慣れてしまったのですが
お三方にとっては開かずの扉のようにも思えたようで
少し身構えてしまったとの事。
きっとそっちの方が普通の感性なので我々のように壊れた心持にならずに
その一般的な心情を大切にして欲しいと願うばかりである。


2017_1103_21.jpg
暖かい日差しがガッチリ差し込む中
どうやら今シーズンの雪山ハイキングがスタートしたようです。


2017_1103_22.jpg
お三方には早々にチェーンスパイクを装着してもらう事に。
それなりに滑り止めになるのはもちろん、靴も選ばず脱着も簡単で
比較的道へのインパクトも少な目と手も足もでない路面じゃない限りは
これ以上ないアイテムである。

ただ長女用には前側のみ歯があるタイプしか用意できず
かかとを使う下りでは結構苦戦したのではないかと思う。
なので苦労したのはスパイクのせいであって
決して風邪のせいではない。


2017_1103_23.jpg
今回は1人増えて4人でのジェットストリームアタックになった。
気持ち長女(隊列2番目)が近めなのは
決して風邪をうつそうとしている訳ではない。


2017_1103_24.jpg
グズグズの泥路面、浅雪と岩のMIX、
薄目であるが確実に凍った路面やら
バラエティに富んだ道がのっけから容赦なく襲い掛かってくる。

とはいえ慣れた感じの方々は平気でノーアイゼンで登られていたので
たぶんこれくらいなら問題のないレベルというのが一般登山者として当然の
心得なのであろうか。


2017_1103_25.jpg
不動岩を越えたところにある散策路の分岐に到着。


2017_1103_26.jpg
ここからちょっとした勾配が出てくる。
この勾配に帰りにやられちゃう事に。


2017_1103_27.jpg
階段形状のそれほど大した勾配ではないのですが
日陰の影響か凍った路面が多くちょっと怖かった。
お三方は我々が思う以上に神経を削られたのかもしれませんが
傍目で見てる感じでは
よくわからない話題で笑っていた
のでそうでもなかったのかもしれない。

帰りはちょっと苦戦するかもなーと思っていたのですが・・・・


2017_1103_28.jpg
日が当たるところはグズグズに。
防水の靴じゃないと結構凹むと思います。
靴下の替えは必須アイテム。


2017_1103_29.jpg
前回の記憶はほとんどなかったんだけど
小さな谷が数本あってその辺はなんとなく覚えていた。
不思議な事に写真を撮った時の情景が浮かんでくるので
変なところで集中してるんだなとおかしな気づきがあったり。

お三人は若干切れ落ちてる細道のトラバースも
特に騒ぐことなく進んでいたので
その辺はさすがにスキーをする人達らしく
見慣れた風景に近い感覚だったのかもしれない。


2017_1103_30.jpg
2時間動いたところでちょっと長めの休憩を。

5年近くお山遊びを続けているが
未だに適切な休憩のタイミングっていうのがわかっていない。
のどの渇きと同じで疲れたなと思う前に入れるのが適切なんだろうけど
時間で切るとちょっと事務的で嫌だなーと思う事が多い。
この辺はもうちょっと研究した方がいいのかもしれない。


ここまで割とゆるやかな傾斜の道でしたが
確実に高度は稼いでいるようで
見上げていた周りの山々が徐々に眼下に広がっていく。

私が気づくより先に次女が気が付いたようで
天真爛漫な割になかなかやるなと
密かに見直していた。


2017_1103_31.jpg
今回はお山の友として純正のploomさんを持参した。
感想は・・・なんか薄いでした。
バッタモンの方がハイパワーだったようです。
せっかく入手したけど特に50パフお知らせ機能も必要だとも思わなかったし
純正にもう用はないかも。


2017_1103_32.jpg
さぁ先へ進みましょう。
幸い誰もズッコケる事もなく順調に高度を稼いでいきます。
むしろ先陣を切る相棒のスピードが蓋になって
疲れさせてないといいけど。


2017_1103_33.jpg
そういえば相棒がこういう細い谷のトラバースをする時は
随分ビビっていた記憶がある。
今回は雪がある上、岩とのMIX路面だったにも関わらず
臆することなく進むお三方に
世の中の「普通の人」っていうのを見せてもらった気がした。

しかも一人は風邪をひき(ひいてないらしいですが)、
一人は腰痛を抱え、一人は姉妹から容赦ない罵声を浴びせられながらである。
最後方のカメラマンはたまに憎まれ口をたたく程度で
自分勝手に人間観察をしながら密かにニヤけるのであった。


2017_1103_34.jpg
でっかいつららを発見。
水量が多すぎるのかすぐ下に着いちゃうのか
折れた先っぽが近くに何本も折り重なっていた。

次女がすぐに反応して「誰かが折ったんだよ!」と
まだ見ぬ誰かを責めていたのがちょっと怖くて
知らん顔をした。


2017_1103_35.jpg
苔って冬は雪の下でどうなってるんでしょうね。
ものすごい省エネな生き物な気がするので
じーっと春を待ってるんだと思います。

禅の思想はきっとこういう環境で息づいた
んじゃないかと思う。
私はたぶんこんなに静かに奥ゆかしく生きていくことはできないだろうな。


2017_1103_36.jpg
この穴なんとなく覚えてる。
「コウモリがぶわーって出てきそうだなー」と思った時の
心の情景がじわりとよみがえり何とも言えない感覚に浸った。


2017_1103_37.jpg
若干クラスト気味で怖かったので
休憩のついでに相棒も6本爪アイゼンを装着。
記録をたどれば以前このルートを登った同じ年の冬、
塔ノ岳で使用して以来の登場である。

通常雪山では12本爪、あとはツボ足かチェーンスパイクを利用する
身としてはその中途半端な使い勝手が超絶使いづらかったらしい。


2017_1103_38.jpg
もう何度目かの展望が開ける予感がする曲がり角だろうか

「さっきと言ってる残りの距離増やしてない?」
「もうすぐってさっきから言ってる!」
「ちょっと黙って」

いつしか次女の暴言を聴くのも全員が慣れ、うまく聞き流せるようになった。
付き合いが長く、扱いも上級者であろう長女にいたっては
ちょっとやんちゃなロックサウンドくらいに聴けていたかもしれない。


2017_1103_39.jpg
さすが関東最高峰、道半ばですでに近隣の山々を従えている。
しかし本当にいい天気だ。
ロックンロールもよく似合う。


2017_1103_40.jpg
なんか今度こそ視界が開ける気がしない?
信じてみない?

口に出すと間違った時に罵倒されるので
静かに自分に語り掛けた。


2017_1103_41.jpg
来ました来ました。
ここからは記憶によるとザレザレの登山道。


2017_1103_42.jpg
少し休憩を取って再出発。

少しバテ気味のMさん。
きちんとご自分で立ち止まったりしてペースを調整しながら
上手に登られてました。
足の運び方が静かで綺麗でした。


2017_1103_43.jpg
これは初めて見る風景。
すっごい長い道のりに感じたけど
割とちんまりとしたエリアでした。

地図ではお花畑との表記がありましたが時期的なものなのか
お花を見る事はできず。
一説によると南関東側からの汚れた空気が生態系を壊しているという
恐ろしい説があるらしい。

次女の「花なんてないじゃん」という瞬発力のある
DISが遠くで聞こえた気もしたけど気のせいでしょう。


2017_1103_44.jpg
以前観た風景。
これはこれで絶景だったんですけどね。
見慣れてるからなのかもしれませんが
ガスに覆われる山の風景を見ると落ち着くから不思議。


2017_1103_45.jpg
それにしても素晴らしく晴れましたね。

以東の山々を守るように西側で悪雲を食い止めている感のある
この山がこんな雲一つない空を抱くのって珍しいことなんじゃないかと思う。


2017_1103_46.jpg
ここは日がよく当たるからか時折雪が残る程度で歩きやすい。

結構な空の色に見えますが、それはオリンパスマジックで
実際は少しだけ深い青ってくらい。


2017_1103_47.jpg
ザレザレ道に突入。

富士登山にも挑戦している三姉妹は
割と慣れた道かと思っていましたが皆一様に苦戦してました。
つま先をぶっこんでザクザク進みます。


2017_1103_48.jpg
なんだか後ろからばかりで面白くなかったので
ゼーゼー言いながら先回りして前から撮影。
なかなかアルプス感のある素敵な風景が撮れました。

厳冬期にはこの風景の大半が真っ白に染まるかと思うと
それはそれで見てみたいものです。


2017_1103_49.jpg
プチ雪渓みたいなポイントを恐る恐るトラバースして
頂上直下の尾根までもう少し。
それぞれが息を整えながらマイペースに進みます。


2017_1103_50.jpg
無事登り切りました。

この湖のようなよくわからない窪みに
水が張る事はあるんでしょうかね。
なんとなく火星を思わせる風景です。


2017_1103_51.jpg
風が少し出てる気配もあるので昼食をこの窪みで取る事にして
荷物をデポしまずは山頂を目指します。


2017_1103_52.jpg
空身で解放された体って
不思議に疲労感だけが浮き彫りになったりしません?
それだけ背中の荷物に神経を使ってるって事なのでしょうか。


2017_1103_53.jpg
頂上との間にはちょっとしたコルがあります。
なんかもっと長い距離にも感じてたけど
こんなもんだったっけね?
天狗岳を経験しているだけにちょっと寂しい気もします。


2017_1103_54.jpg
最後の登りもスイスイと進む4兄妹。

3姉妹に至っては最近ボルダリングにハマっているようで
その経験が活かせたかどうかわかりませんが
臆することなく突入していました。

最初に登った時はもっと難易度があった記憶があるので
間違ったルートで登った可能性があります。


2017_1103_55.jpg
この岩岩ってどうやってこんな風に重なったんですかね。
大きな岩が崩れたのか噴火エネルギーで積み重なったのか
よく考えてみると形成の過程が想像つきません。


2017_1103_56.jpg
お久しぶりですお母さま。
相変わらず元気に登ってますよ。

そういえば以前はここに立つのすら怖がって
座って写真に納まっていた記憶があります。
ウチの相棒も少しは成長したみたい。

※左の方は相棒が蹴り落した訳ではありません。


2017_1103_57.jpg
五色沼も雪に囲まれて相変わらず美しい静けさをたたえているのでしょう。

趣のない事を言わせたら以北最高峰の次女が
「なんだ五色じゃないじゃん」なんて1色で描かれた感想を言ってたので
合計6色で私の心にこの風景が刻み込まれました。


2017_1103_58.jpg
窪みの方に戻ってもらって遠くから記念撮影。
が、うまく人物を浮き出させることができず
失敗に終わりました。

ただ今回OM-Dを久しぶりに使って
その使い勝手に結構手応えを感じたので
やはり12-40mm F2.8 PROを入手すべきなのかもしれません。


2017_1103_59.jpg
デポポイントに戻ってお食事タイム。
今回も超手抜きのインスタント食品をご用意。
我々程度が手の込んだものを企画してもたかがしれてますしね。


2017_1103_60.jpg
フランスパンもあぶってみた。
普段食べもしないパテなんかも用意したりなんかして
ちょっと不相応にオシャンティーな感じ。

食パン系とちがって固いのでザックに気兼ねなく押し込めるし
フランスパンなかなかいいかも。


2017_1103_61_2.jpg
次女は暴言を吐き疲れたのか毎度恒例のお昼寝タイム。
その時間を利用してそれぞれ思い思いの時間を過ごします。

こういう時に本でも読んで過ごせたのなら
なんだか大人だなーって思える人になれるのかもしれません。


2017_1103_62.jpg
起き抜けの「眩しい」という折角もってくれた天候への
DISを号令に下山スタート。

不意にOM-Dのアートモードに入れてしまったようで
色あせた表現になってしまった。
デジタルデータのこの時代に現場でこんなもんかける必要ある?


2017_1103_63.jpg
ふふふ、なんかいい絵ですね。
「山サザエさん」の体現。


2017_1103_64.jpg
雪渓部分にだいぶ警戒したようで
過剰に時間をかけております。
多分そこはずっこけても大丈夫なところだから・・・

後ろで優しく見守ってくれるベテランらしきご夫婦は
静岡からいらしたそうで「ここはいい山域ね」と楽しそうだった。
自分の事では全くないのだけれど大好きな山が褒められてなんだか嬉しかった。

それどころか女王のお昼寝タイムにそこらをうろついていたら
どうも私のしがない後ろ姿が気になったらしく
写真を撮ってくださったそうな。
何かに掲載したいそうで「ハッシュタグで探してね」とかおっしゃってたが
両の親指を立てながらの発言だったため
「ジェット浪越ね」と知らない方も多いであろう
昔のテレビネタをオーバーラップさせながら会話してしまったので
大切な検索ワードを忘れてしまった。
ジェット浪越氏

2017_1103_65.jpg
一人だけ楽な道を選択して苦労する我が隊を俯瞰で記録する。
斜面に対してなるべく垂直に体の軸を持ってきなさいと
口をすっぱくしてこの数年間教え込んでいるが
全く理解する気はないらしく斜面と同じ角度になろうとしてしまう
アンポンタンの相棒の雄姿を目に焼き付ける。


2017_1103_66.jpg
そうそう新加入のクラウドリッジジャケットは
その渋いカラーリングも相まって玄人っぽい見た目になって素敵でした。
やっぱりこれはハードシェルとして使う事を想定されたものだと思います。
お店の方もフリースを下に着た状態を想定してサイズを勧めてたし。

本格的な雪山登山では防寒性がちと足りない感じがしますが
ちょっとした初級の雪山体験であれば十分におすすめできるものです。
ピットジップがあればなーとも思いますがコンパクトさがなくなるし
やっぱり考え方によって一長一短ありますね。
たぶんパタゴニアのアンバサダーはピットジップ不要のお考えをお持ちの方が
多い気がします。


2017_1103_67.jpg
ザレ場も無事クリア。
長女の自称花粉症の症状も顕著に出てきたので
気を付けながらも少し先を急ぎます。


2017_1103_68.jpg
相棒も早めにアイゼンをセット。
私は行けそうな気がしたのでトレーニングも兼ねて
ノーマルセットで帰る事にしました。


2017_1103_69.jpg
好天の影響か帰りはグズグズの登山道が出てきます。
その下に凍った路面が隠れていることもあるので
気を引き締めてまいりましょう。


2017_1103_70.jpg
日もだいぶ傾いてきました。
焦ってもしょうがないのでマイペースに1歩1歩確実に。


2017_1103_71.jpg
凍っているよりもグズグズの方がいいかな。
この辺が非防水靴だと辛いところ。
今度筑波山にでもランニングシューズで出かけてみますか。


2017_1103_72.jpg
そうそう、予定ではこんな感じのルートを
ダダ喋りしながら歩く予定でした。


2017_1103_73.jpg
行きは何てことなかった谷のトラバースも
帰りは位置エネルギーが働いて恐怖心が芽生えます。
芽生えた恐怖心が転倒の恐れから腰を引かせていきますが
それこそが思うつぼです。

山の斜面の角度に近づく方がスリップの可能性が高まるので
怖いけど踏ん張って上半身だけでも前側に持って行った方が
例え滑ったとしても踏ん張る事ができます。
とにかく山の斜面になるべく直角にひざ下を差すことが大切。

なんて理屈を説明した方が良かったのかどうかわかりませんが
なんとか長女が2コケした程度で降りれたようです。
無理してかばい手をついてなければいいけど。
ザックの荷物は優しいクッションになります。


2017_1103_74.jpg
七色平の分岐で迂闊にも使いにくいと感じていた
6本爪アイゼンを外したことがあだとなり
行きに見たはずなのにすっかり忘れてしまった凍った路面を
ノーマル装備で降りる羽目になってしまった相棒。

蹴れば割れる程度だったのでいい機会という事で
相棒も一緒にトレーニングすることに。
危ない場面も何度かありましたがなんとかこけることなく降りる事ができました。
大切なのは足を置く場所の選定と数歩先の未来予測をする事。


2017_1103_75.jpg
何とか最大の難所を降り切る事ができました。
お三方は先に行ってもらったので
心配してないといいけど。


2017_1103_76.jpg
ふー猛獣帰還いたしました。
開けたらきちんと閉める意外とできた猛獣です。


2017_1103_77.jpg
先行隊とも無事に合流して厳しくも優しく見守ってくれた
白根山を振り返る。
「荘厳」って言葉がぴったりのお母さまです。


2017_1103_78.jpg
南側は美しい夕日に染まっていました。
下山スタートの段階である程度予想はしていたのですが
すでに温泉の受付時間は終了との事。

終電には余裕がありましたががっくりと肩を落としたのは
他の誰でもない「謎の倦怠感」を抱える長女だったに違いありません。
おそらくこの旅で最もがんばった人ではないかと。


2017_1103_79.jpg
という訳で温泉をうらやましげにスルーして
4輪の相棒のところへ無事到着。

帰り道はしばらく下道という事もあり
道すがらに「ゆ」の文字が輝いてないかを探しつつ
皆して力なく帰路につくことになった。

で、走る事20分ほど、
日光の神々は我々、というか風邪の諸症状を見捨てなかったらしく

2017_1103_80.jpg
天然温泉 わたすげの湯

なんとか暖かいお湯にありつくことができました。
Mさんとは山旅で初めて男同士裸の付き合いをした訳で
人生の先輩にいろいろと教えを乞うてみたところ

「食事の際30回以上噛んだ方がイイ」
「ジャンクフードは絶対ダメ」
なんて私個人の悩み相談の解決法を快く示していただきました。

ただ、帰宅してすぐピザポテトをむさぼり
次の日もコンソメパンチを食べてしまった私に

今後一切優しくしない方が良いかと思います。


この後は事前に調べていたお食事処もあったのですが
隣接のお蕎麦屋さんがとても美味しそうだったので
そのままここでお食事をいただくことに。
シンプルな美味しいお蕎麦でしたがMさんのご馳走になってしまい
結果黒字じゃないかという申し訳ない締めくくりになってしまいました。
最後まで面目ない。

ご馳走さまでした。
いずれこの借りはお返しします。

そして残念ながらこの温泉は11月いっぱいで閉店してしまうそうなので
我々にとっては最初で最後の入湯という事になりそうです。
素敵なお風呂だっただけに残念。



という事で初心者5人で訪れた予想外の初冬の雪山ハイキング。
密かに怖い想いをしたメンバーもいるかと思いますが
なんとか全員無事に帰ってくることができました。
危険なのでなかなかこういう機会を作る訳には参りませんが
皆でワイワイと登るお山もいいなーといい経験になりました。

ヘッポコにも拘わらず全員無事に帰してくれてどうもありがとうございました。
風邪は自力で治してもらいますのでご心配なく。
どうもその後こじらせてるように思いますが
無理して登った罰だと思って噛みしめながら早く元気になってください。


今回のダイジェスト




(以下メモ)

◇お山
日光白根山 栃木県日光市及び群馬県利根郡片品村 標高2,578m
当日コンディション:晴れ、気温7℃~12℃


◇登山コース
【登り】
山頂駅スタート(9:12) →大日如来(9:59) →七色平分岐(10:05) →小休憩(10min)
小さな谷(11:19)→小休憩(10min) →森林限界地点(12:00) →休憩(20min) →白根山山頂(13:08)
→昼食休憩(80min)


【下り】
→白根山山頂直下(14:32) →七色平分岐(16:01) →大日如来(16:08) →山頂駅(16:40)

※トータル入山時間7時間28分


◇主な装備(UGO編)
■登山靴:GARMONT タワープラス GTX II
■ザック:Millet PROLIGHTER 38+10(容量 11.6 kg)
■レインウエア:Columbia Grass Valley Rainsuit(使用せず)
■ベース:Marmot Tシャツ
■ミドル1:Patagonia R1 Hoody
■ミドル2:Phenix Hybrid Fluffy Jacket(使用せず)
■アウター1:Berghaus JORASSES SOFTSHELL JACKET
■アウター2:・Phenix Hybrid Fluffy Jacket(使用せず)
■ボトム:Millet LTK PANT
■アイゼン:モンベル スノースパイク 6(使用せず)


◇主な装備(AIBOU編)
■登山靴:GARMONT ELMO GTX
■ザック:OSPREY カイト36(総重量 8.4 kg)
■レインウエア:Patagonia クラウド・リッジ・ジャケット(防風で使用 NEW イイ!)
■ベース:モンベル ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ
■ミドル1:Patagonia R1 Hoody
■ミドル2:Berghaus light down jacket Ⅱ(使用せず)
■アウター:Patagonia Simple Guide Hoody
■ボトム:TERNUA CATHKIN
■アイゼン:モンベル スノースパイク 6(使いづらい!)
■ストック:Black Diamond Trail Compact


◇メモ
・NEWインソールなかなか良かったっぽい
・チェーンスパイクはやっぱり後ろ爪も付いているタイプがイイ
・車中泊用にエアマットをと思ってたけど今ので十分っぽい
・ホットサンドメーカー欲しい
・ウインドブレーカーはやっぱり微妙かも
・今更ながらナノパフが欲しくなってきた
・若干派手目のボトムが欲しい
・YAMAPやっぱり使いやすくてイイ

 OYAMA

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