Because it's there.

“それ”はその都度
変化するらしい。

続・七転八倒趣味日記

29
2014  22:43:35

雪が積もれば平地も歩く

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すでに年の瀬。
本日は遅れに遅らせた大掃除を敢行すべく
「8時起きだ!」と意気込んだものの、
目を開くとまさかの13時。
今年も例年同様、簡易掃除に収まりそうです。

さて本年度最後の週末、登り収めに行って参りました。
向かった先は昨年に引き続き奥日光の地。

雪山に行こう!と意気込んだものの、厳冬期のはじまりか
日本全国天候は大荒れ。
でもどっか行きたい!って事で昨年に引き続き奥日光に向かう事にしました。
奥日光には昨年大変気に入ったホテルの他、悪天候の場合でも
気軽にハイキングが楽しめる戦場ヶ原があるしね。

当日のお天気。
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土曜の午前中は結構な風があるようですが基本的には晴れ。
週明けからまた荒れ模様でしたが、まぁなんとかもってくれそう。


今回目指すルート
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所謂湯元温泉ルートです。
そう今年の4月に鼻息も荒くチャレンジしたものの
予想外の急登、恐怖のクラック、突然の氷路面に恐れおののき
コテンパンにはじき返された因縁の場所です。

しかも
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撤退時には(プチ)滑落の恐怖も体験。
非常にほろ苦いお山の記憶として未だに記憶に新しいところです。


ただ、ルート自体は片道5キロ程度とそれ程でもないものの
一般的にこの時期は頂上部直下の非難小屋で1泊をして
頂上を目指すというのが通常らしいので
この日のホテル泊を楽しみにしていた我々としては
日帰り行程を逆算し、今回は前白根山を目指す事にしました。


とか前日に物知り気に言ってたんですが、
ウダウダしてしまい出発できたのが5時くらい。
更に道を勘違いしてしまい30キロほどのロス。


ようやく見えてきた奥日光の山々。
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女峰山にもいつか登ってみたいなーと。


雪に覆われつつあるいろは坂。
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さすが観光地だけあって、道路の整地はバッチリ。
この日も何台かの整地マシーンとすれ違いました。
いつもご苦労様です。お陰で4WDモードだけで登れました。(マネしちゃだめよ)

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昨年の様子。
写真では大して変わりないですが、
両サイドの雪の量は今年の方がちょいと少ないです。


中禅寺湖直前にある鳥居。
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ここを通ると奥日光に入ったって気になります。
「また来たよー。お世話になります」


これまた昨年の様子。
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昨年は若干吹雪いてました。
やっぱりわかりづらいけど、雪の量は昨年のほうが多いです。


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二荒山神社にお参りして、人がいない事をいい事に
スペースをお借りしてようやくチェーンを装着。
装着にはこれまた随分と苦戦してしまいました。
ロスにロスを重ねる悪循環。
更にチェーンを止めるゴムの一部を切ってしまう痛恨のミス。
このサイズのチェーンなかなかないのに・・・。
とりあえず無理くり固定して、再出発ですがどうも縁起が悪い気がしたので
今回は白根山はあきらめて奥の手の戦場ヶ原ハイクに変更にしました。
神社で切れるってねぇ・・・、なんか怖いじゃない。

後日ヤマレコにて当日の
白根山湯元ルートに挑戦された方のレポートを拝見したところ
最初の急登部からノートレース&ラッセル登山だったようで
それはそれで経験してみたいものでしたが、まぁ我々の力量を考えると
行かなくて正解だったのかもしれません。



ということで赤沼茶屋に到着。
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冬季閉鎖中でしたが、軒先をお借りしました(いいのだろうか?)。
前回は三本松に駐車したために嫌いな道路を歩きを強いられて
随分と疲弊してしまいましたが、今回はそれを回避した形に。


NEWアイテムのご紹介。
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こんな分不相応なチャレンジを計画したにも関わらず
使ったこともないテント泊用ザックをテスト投入。
思えばひとつひとつが湯元コースに向かってなかったんだなと。

背負い心地は不満は無く、12キロ程度の荷物でしたが
問題なく背負うことができました。
雪が溶けたらテント泊にも挑戦だね。


さぁ出発です。
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今年の雪山が始まりますよ。
とりあえず湯滝を目指して行く事に。


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久しぶりの雪山にうかれる相棒の図

と思いきや、
手足の寒さを踊りで散らす事を思いついた
との事で、のっけから後ろの私はイライラさせられます。


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最初の分岐です。
ここから広大な平原の旅が始まります。


昨年の同じ場所。
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当日の雪もあってか、やっぱり雪の量は昨年のほうが多い。
案内板が増えてたりして、お気遣いに感謝感謝。


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「んーいい気分ね。こっちでよかったのかもね。」

なんて口では言っても、この天気だけにちょっとだけ後ろ髪引かれるてるんだけど
このハイキングの楽しみを見つけてながら歩きます。


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男体山もくっきりはっきり!
昨年の写真の比較してみましたが、見た目はほとんど変わりませんでした。


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平原をパノラマ展望できるポイントに到着して
雄たけびを上げる。

昨年の同じポイントにて。
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上半身はフルリニューアルしてますな。
下半身と、精神年齢は特に変化なし。
変わらずにまたここに来れた事に感謝します。


続いて随分見てくれが変わった相棒サマ。
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昨年
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この方は外見同様中身も変わって欲しい。
たぶん我々の成長には革命軍が必要そうだ。


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余りに視界がいいので時折立ち止まって景色を見てしまう。


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男体山の北側に広がる山々。
ツワモノはこの辺りのお山を縦走したりするらしい。
連山って程連なってないので随分大変そう。



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「あ、この橋だね!」


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「ここで今年もお昼ご飯だよね?」
ちょっとお昼には早いけどそうしよう。



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ここまでの道中ですれ違ったのはカメラを抱えたお兄さん一人。
人がいないのをいいことに、贅沢に昼食会場を設営しました。
オールウェザーブランケット、持っておくととっても便利ですよ。


本日のNEWアイテム その2
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THERMOS FFX-900

お山では超メジャーアイテム、山専ボトルをようやく入手しました。
1Lクラスの軽い保温ボトルって意外にないんですよね。
今回は昼食用のお湯を入れてきましたが、噂にたがわぬ保温力でした。


本日のメニュー
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チキンラーメン+鳥めしおにぎり=超ウマイ


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見た目はアレですが、大満足でした。
ご自宅で食べた場合、さほど?かと思われます。笑


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見た目は昨年の盛り合わせの圧勝です。
でも同じくらい美味しかったですよ。


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今回は雪から水づくりにも挑戦。
話には聞いてましたが随分と雪の量がいるものなんですね。
お湯にしてコーヒーをいただきましたが、幸いお腹は痛くなりませんでした。笑


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お昼寝は寒すぎて断念。



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お腹もいっぱいになったしさぁ行こう。


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トレースも薄くなってお一人の足跡が残るのみ。


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自分が歩いたところが道になる悦び。

あ、随分踏み外してたので
後の人で修正してくださいね。



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「湯滝まであと1.2キロだって、どうする?」
「湯滝は前見たからいいや」
といい加減なハイキングは折り返し地点を迎えます。


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折り返し地点に到達の証を作る相棒サマ。

なんだろう、華がない。
山歩きの動きにセンスを感じない我が隊の壁の女王。



帰り道に分岐点を発見。
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「小田代ヶ原だって。行く?」
「まぁチェックイン予定まで時間あるし行ってみるかー」
またしてもいい加減な寄り道が決定。


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若干山道ライクな道となりテンションアップ。
同時に登りになると我が相棒はペースダウン。
巨大な平原で繰り広げられる小さな反比例。


鹿よけネットでしょうかね。
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それとも奥日光の回転扉だったり?


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奥日光さんはどうも現在位置意外は教えたくないらしい。


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ちんまりした平原を予想していたんだけど
意外に立派な平原でした。
なんだかココ好きです。


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行きがけにスノーシューのお二人が先行していたのは
見ていましたが、トレースがなかったのかスノーシューでも随分と沈んでます。
これツラかったんではないだろうか。


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徒歩組は当然油断するとズブっと行きます。

私なりに試行錯誤をして、
体を斜に構えて前進するとズブっとなりにくい事を発見して
その歩行法をその姿から「吉川(晃司)歩き」という名前をつけて相棒に勧めたのですが、
どうもネーミングと私の過剰な振り付け有りの歩き方に辟易したのか
通常通りの歩行を続けた結果、随分と足をとられてました。


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「よく山の形が見える日だねー」

足を取られてがっかりした直後振り向くと白根山が
見下ろしてくれています。


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「しっかし、意外に距離稼げないね」

2キロちょっとの回り道だったのですが、思ったより距離感があります。
鹿よけの出口部分は入り口の風景と酷似していて
これが噂に聞くリングワンデリングかとゾっとしたりして。


随分疲れてきた。
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日光名物肩メーターが下がりだしました。


困った時の八つ当たり。
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「お前本当に道あってんだろうな!?」
ブーたれる時は人のせいにするのが基本です。


ようやく目標の橋が見えてきた。
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「なんか思ってたのと違う。」
こういう時のみ二人の意見は一致をみます。
勘違いする時のみ二人は一致する。奇跡のパーティー。


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「あぁ、思ってのはコレだ」
幸いすぐに待ち望んだ橋がありました。


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ただいまさん、もうひとりの相棒。
なんだかんだで6時間弱のロングハイキングとなりました。
今日も安全で幸せな山歩きをありがとう。



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宿までの道でみた男体山のアーベントロート。
名前の影響が強いですが、なんだか非常に男らしい。


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今年もお世話になりに来ましたよ。
相変わらずのてんこ盛りのお食事と、キツ目の硫黄の温泉。
変わらないでいてくれる愛すべきものに感謝。


明けて次の日の朝。
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吸い込まれるような深い青が出迎えてくれました。


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あ、キミも出迎えてくれましたね。
これまですれ違う事数回、ようやくコンタクトが取れました。


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これにて本年度のお山遊びは終了。
今回のを入れて今年は13回(敗退・重複を含む)の小旅行を敢行。
月1ペースは守れましたが、できれば月2にしたいので
時間のマネジメント含めて、これからも精進していかないといけません。

今年はゴールデンウィークの事故多発や
御嶽山噴火という未曾有の事故があったり
悲しい出来事が多い中、運よく我々は楽しいお山を過ごす事ができました。
たまたま繋がっている自分の命を大切にしながら
これからもお山の楽しさを記録することができれば
コレ幸いです。

今年一年も素晴らしきお山をありがとうございました!





(以下メモ。)



◇お山
戦場ヶ原 栃木県日光市 標高約1,390m~1,400m
当日コンディション:晴れ、気温-2℃ ~ -5℃


◇コース
赤沼茶屋スタート(9:25)→展望台(9:36)
→青木橋(10:17)→昼食休憩 (70min)→折り返し地点(12:21)
→小田代分岐(12:46) →石楠花橋(15:02) →赤沼茶屋(15:16)
※トータル時間5時間51分


◇主な装備
・登山靴:GARMONT タワープラス GTX II(止まるとちょっと冷たくなる)
・ザック:Black Diamond マーキュリー65(総重量 12.2kg)(NEW!イイ!!)
・アウター1:patagonia Triolet Jacket
・アウター2:patagonia Micro Puff Hoody(使用せず)
・ミドル:Marmot Moon Fleece Jacket
・ベース1:finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ ノースリーブ
・ベース2:TERNUA IONA
・ボトム:finetrack ストームゴージュアルパインパンツ
・ボトムインナー:PHENIX Comfort Tights
・グローブ:Black Diamond ソロイスト(NEW!超温かい!!)
・スパッツ:MOUNTAIN EQUIPMENT TRAIL DLE GAITER
・バラクラバ:MIZUNO ブレスサーモ・バラクラバ


◇メモ
・モノはほとんど変わってないはずなのにカリマーに搭載できなかった
・ラーケンの保温力はやはり冬だと厳しい
・finetrackメッシュとテルヌアベースの組み合わせは良さそう
・マーキュリー65のジッパー硬い
・マーキュリー65のピッケルホルダー使い難し
・冬靴やっぱりいる(とりあえず保温ソール試すか?)



 OYAMA

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