Because it's there.

“それ”はその都度
変化するらしい。

続・七転八倒趣味日記

20
2014  01:58:11

9ピークス目 ~聖地の中心からこんにちは

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まだ1月だというのにやたらと寒い気がします。
冬といえば2月にその寒さを実感していたように思いますが
週末の気温はなんと2℃とか!
記憶によると2月でも8℃とかだったような。
温暖化っぽくしておかないと日本人はすぐ調子に乗るので
嘘でもいいからちょっと暖かめに言っといた方がいいと思います。笑

さてさて、年末から散財ばかりしていましたが
ようやく散財のテストの場を設ける事ができました。

今回のお山は入笠山(にゅうがさやま)。標高は1,995mあります。
所在地は日本登山の聖地、長野県です。
南アルプスの北の玄関口に位置し(でも南アルプス国立公園の範囲内じゃないらしい)
山頂からは南アルプスはもちもん、八ヶ岳連峰、中央アルプス、
遠くは富士山、北アルプスまで展望できてしまう
世界の中心というか、お山の中心といえるような
素晴らしいロケーションを誇るお山です。


今回のルート。
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2,000m近い山とはいえ、スキー場のゴンドラ終着駅が頂上から程近い所にあり
そこから1時間足らずで登頂できてしまう比較的お手軽なお山なんですが、
それではちょっと物足りないという事で、少し下がった1,450m地点にある
駐車場からスタートする事に。
んで今回はもちろんピストン!
往復で6.2キロってとこです。


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駐車場までは高速出口からアクセスが良いのですが
山道に入るとアイスバーンになります。


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スタッドレスなんて相変わらず装着していないので
4駆モードとチェーンを駆使してなんとか登ります。
今回は装着に20分かかんなかった!



短い山道を慎重に登り駐車場に到着。
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20台は停められそうな駐車場です。(無料)
7時ごろに到着しましたが、我々のほかは一台のみ。


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駐車場にはトイレがありましたが、
どうも冬季閉鎖中のようでした。




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準備を整えていざ出発。
しばらくは狭い車道を歩きます。
この時点ですでに雪道ですが、車道ってこともあって
踏み固まっていて歩き易いです。


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まるでダイアモンドダストがそのまま積もったようなザラザラの雪。
踏んでみると意外に柔らかく、溶けにくい性質のよう。
日光で見た雪と比べると、こっちのが少し質量がある感じ。


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まだまだ車道が続きます。
ウォーミングアップにはいいけどそろそろ山道歩きたいな。




って、ん?
なんかおかしい。
事前に調べたところによると
登山道の案内があったはずだけど、そういえばそんなの通ってない。
ヤビツパターンかとも思いましたが、どうも違う気がする。
ってことでこんな時のDIY GPSを稼動すると(地図を見る訓練をしなさい)
やっぱり登山道ではなく、ただの車道を歩いていた事が判明。

歩いた距離は1.5キロ。
往復で45分のロス。
ドタバタで楽しいねなんて、本音の無い会話をしながら力なく駐車場に戻ります。



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本当の登山口。
なんと私の車の目の前。
私の目の黒いところは瞳ではなく穴なんだろうと思う。



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こっちが本物の登山道の様子。
トレースはきっちりついてて且つよく踏み固められてます。
どことなく丹沢に雰囲気が似ているような気がしましたが、
やっぱりどこか違います。
山の表情がわかるようになるまではもう少し経験が必要かな。



ここで、マニアックなビデオですが、
雪を踏みしめる音をお届けしてみたり。

ギュッという音と、ガリっという音が同時に発生する感じ。
これだけで楽しくなります。



道中は針葉樹林帯を抜ける普通の登山道ですが、
先日の丹沢より割とスリルのあるロケーション。
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100m滑り落ちるって事はないですが、
滑ったら樹木で打撲・骨折は覚悟しないといけません。


初心者レベルなんでしょうが、初心者以下の我々は時間をかけて慎重に進み
えっちらおっちら湿原の入り口に到着。
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鹿よけのゲート

結局ここまでアイゼンや新導入のワカンは使用しませんでした。
冬は花を鹿に食べられる心配もないのか、
ゲートが雪で埋まり開かないため人用に仕方なくなのか
ゲート横のフェンスが開放されていました。


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入笠湿原

湿原の面積は18,500㎡。
戦場ヶ原が4,000,000㎡なんで小広い公園くらいの広さですかね。
(東京ドームは46,755㎡)
積雪のため大胆にド真ん中を突っ切れる(というか皆さん好きなように歩いてる)
レイアウトになっているようです。
下の植物は大丈夫なんでしょうかね。。。


湿原を横切ってまたゲートを潜るとすぐに山彦荘に到着。
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営業中なのかどうかわかりませんが、
煙突から煙はでてました。


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ここにはありがたいことにトイレがあります。
男女兼用ですが、中は暖房が効いているらしく
この山に関わる方々のお心遣いに感謝感謝。
(そいや日光もそうだったなー)


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お手洗い前のベンチをお借りしてワカンを装着してみた。
まぁたぶん必要ないんだけど、せっかくだから遊んでみたいじゃない。


そこからマナスル山荘までは
湿原内の遊歩道を行く事に。
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ワカンはそれ程邪魔にもならず
むしろ両サイドの歯が効いて歩き易かったです。
浮力に関しては、みなさんおっしゃるように
普通に歩くよりは沈まないって程度に感じました。
ただ登山は一歩一歩の遥かなる積み重ね。
この小さな楽さがトータルで考えると大きな効果を生むのかもしれませんね。


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ですってよ。


遊歩道は割かし短くてちょろっと歩くとマナスル山荘に到着。
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こちらは完璧営業中でした。
右側に自動販売機がありますが、山では当然ゴミ箱なんてないので
缶コーヒーなんか買っちゃった日には事後に大きな後悔が待ってるハズです。

後でわかったことなんですが、きなこ餅が名物だそうなので
次回は是非食べに行こうと思います。


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マナスル山荘からピークまで最後の登り区間に入ります。
結構な斜面の上、慣れないワカンで悪戦苦闘するウチ相棒。

後ろからニヤニヤしながら急かしてからかって遊んでましたが
スキーの方々にあっさり抜かれたりして
自分の鈍足加減にヒヤリする一幕も。
どうやって滑らず踏ん張ってるのかな彼らは。


山頂間近にめんどうになったので
トレースのついてたバリエーションルートを通ったところ
これが更に急で、頂上直下にて八ヶ岳をバックに雄大に崩れ落ちる我が相棒。
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ワカンに軽いトラウマを持ったみたいです。
あ、私には相変わらず敵意を持ち続けています。



んで頂上に到着。
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未だ呼び方を知らない『頂上の棒』


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小さくてわからないかもですがパノラマ説明図


憧れの八ヶ岳連峰。
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非常に寒い所らしいです。
冬は絶対行かない。


南アルプスの山々。
真ん中の高いのが名峰として名高い甲斐駒ヶ岳。
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おっかなすぎる。


わかりづらいですが、頂上の360度ビューをお届け。
中央アルプスから薄っすらと北アルプス
少しあいて八ヶ岳連峰から秩父連峰が薄っすらと見え
南アルプスが見えて一回りです。

残念ながら少しだけ雲が出ていたので富士山や北アルプスは展望できず。
(白馬三山は微妙に見れた気が)
晴れた日には槍様も見えるようです。


先ほどガックリとうなだれたウチの相棒も
名峰に囲まれたロケーションによって不死鳥のように蘇り
八ヶ岳を背景に悦びのジャンプを披露。
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風もそれ程でもなかったので景色を愛でながら1時間ほど滞在しました。
とはいえ寒かったので頂上から降りたところで昼食を場所を探してみるものの
ココだという場所を見つける事ができず昼食はあえなく断念して
行動食をパクリとして下山開始。


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残り少ない体力を無駄にはしゃいで更に消費し
だってズブズブ雪に埋まっていくの楽しいじゃないさ。

ピストンとはいえ行きと同様に慎重に降りまして
それなりに時間をかけて駐車場に無事到着。
(ワカンは頂上で取り外し結局普通に下山)

今日も無事に降りることができました。ありがとうございました!



行った分だけハマってしまう雪山の世界。
まだまだ我々のレベルで訪れる事のできる雪山は限られていますが
(というか今まで行ったところもスペックオーバーな気がします)
またどこぞのお山に出かけようと誓うのでした。
今回は聖地の山々にご挨拶くらいはできたかな。






以下メモ。



◇お山
入笠山 長野県 標高1,955 m
当日コンディション:晴れ、気温-4℃ ~ 4℃


◇コース
【登り】
登山口駐車場スタート(7:47) →車道 →間違い発覚して引き返し→登山口駐車場(8:32)
→入笠湿原ゲート(10:17) →山彦荘(10:36)→休憩(30分) →遊歩道 →マナスル山荘(11:17)
→山頂(12:19)

【降り】
山頂スタート(13:05) →大はしゃぎ →入笠湿原(13:43) →登山口駐車場(14:43)

※トータル時間6時間56分


◇主な装備
・登山靴:GARMONT タワープラス GTX II
・ザック:karrimor ridge 40(総重量 11.2kg)
・レインウエア:Columbia Grass Valley Rainsuit(使用せず)
・アウター1:berghaus JORASSES SOFTSHELL JACKET
・ミドル1:Phenix Hybrid Fluffy Jacket(使用せず)
・ミドル2:HAGLOFS LIZARD JKT(フリースと適宜使い分け)
・ミドル3:Marmot Moon Fleece Jacket(NEW イイ!!)
・ベース:TERNUA LAIRG(やっぱ重ね着しない方がよさそう)
・ボトム:finetrack ストームゴージュアルパインパンツ
・ボトムインナー:PHENIX Outlast Mid wt. Stretch Tights(NEW イイ!!)
・グローブ:OUTDOOR RESEARCH Stormtracker Gloves
・グローブインナー:MIZUNO ブレスサーモ・インナーニットグラブ
・スパッツ:MOUNTAIN EQUIPMENT TRAIL DLE GAITER
・バラクラバ:MIZUNO ブレスサーモ・バラクラバ
・ネックゲイター:ICEBREAKER Flexi Chute(NEW バラクラバダブル使用だと息がきつい)
・ゴーグル:SWANS INDY-MPDH(NEW イイ!)


◇メモ
・バラクラバ別のを試してみたい(鼻の穴が開いたタイプとか)
・停滞時は更にアウターを着て防寒した方がいい(カッパで代用??)
・行動中はベース+ミドルで十分(+ウインドブレーカーがあればいいかも)
・着膨れするので時計が見づらい(外付けするか?)
・ノースフェイスのフロントアクセサリーポケットは使い勝手良し(ちょっと首下げベルト長いけど)
・ゲイターの内側下部分は濡れてた
・12本爪アイゼン欲しいな

 OYAMA

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