Because it's there.

“それ”はその都度
変化するらしい。

続・七転八倒趣味日記

31
2013  19:04:57

知ってたかい?新雪って溶けないんだぜ。

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すでに今年も残すところあと数時間、いかがお過ごしでしょうか。

私の趣味日記として発足した当ブログは、急遽目覚めたラジコン熱を表現する場だったのですが、
ホームトントンの閉鎖を期に一気に更新の機会はなくなり
6月以降のラジコンはなんとゼロ。(つーか以降一切触ってません)

目標を失った物欲の矛先はなぜか非常時グッツ集めにシフト。
物色の過程でアウトドアグッツの機能美に惹かれた私は
それら収集したグッツのテストを目的とした登山を敢行する事に。
山自体の事前調査、環境に合わせて持ち物を選択、新グッツの投入による効果の判別など
ラジコンのそれと似た遊び方の構成が私には性にあっていたようで
次第に山登り自体というより事前の準備を含めた登山するという行為全体にのめり込んでいくことに。
先の丹沢では雪山の魅力にすっかり魅せられてしまい
より安全に山行が完遂できるよう精進する事を誓う始末。

この情熱をラジコンでも持てればとも思いますが
まぁそこは時期ってものもあります。
ラジコンは変わらず趣味として残っている(はず)ので、
今ではお懐かしい皆さんにもきっと再会できることを願って。

そんな今年を振り返りながら、今年最後の締めはラジコンではなく
やはりお山に行ってまいりました。
7月から始まった僕らの旅はここで2013年度の一区切り。

今回のお山は日光は戦場ヶ原。
お山といってもお山に囲まれた高地にあるだだっ広い湿原で、
平坦な道を冬はスノートレッキングをして比較的安全に楽しめるとの事らしく
技術不足で遊び場がない我々には願ったり叶ったりの場所なのである。

自走派の我々は冬になると山行以前に交通状況も問題だったりする。
私の愛車は20年以上前のRV車。一応パートタイム4WDだったりするんだけど
駆動はFR、タイヤは夏タイヤとだいぶのほほんとした体制。しかも、
そもそもまともに雪道なんて走った経験がない
もんで、いろいろ心配なのだ。
大人として大丈夫だろうか私は・・・。

事前の調査によるとこの時期の日光は
「いろは坂以降はスタッドレスもしくはチェーンがあればいけるぞ!」との事らしいので
車に常備しているチェーンのみで果敢にも挑戦する事に。
まぁダメそうだったら日光駅からバス出てますしね。



路面状況は今年1月の関東地方の積雪より若干劣るという程度だったけど
(あの日私は東京から横浜までこの車で2WD・ノーマルタイヤで普通に移動しました。絶対マネしちゃダメ)
いろは坂直前の馬返しにて、とりあえずチェーンを装着しておく。
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実はコレ前回丹沢のアイゼン同様
生まれて初めてつけたチェーンであり
30分くらい悪戦苦闘して装着しました。
学習ってなんだね?


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路面はこんな感じでした。
噂通り除雪作業が施されていて、割と危険って感じじゃなかったです。
まぁスピードは絶対出さないですけど。
日光の方々のお心遣いに感謝!


恐る恐る走ってどうにかスタート地点の三本松に到着。
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若干雪の降る中でしたが、時折晴れ間も見え
男体山を仰ぎ見ることもできました。
ここから、男体山、白根山をはじめ日光の山々に囲まれながらの
幸せなハイキングが始まります。


今回のコース。
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平坦な湿地を周回する約8.5kmの道のり。
当初南側にある「竜頭の滝」にも立ち寄る予定でしたが、
スタートが思いのほか遅くなったため後日行く事にしてルートを縮小。
参考タイムは4時間を切る程度、雪の影響と昼食休憩+我々の鈍足を加味すると
まぁ6時間くらいですかね。



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これが噂のパウダースノーか・・・??
ウインタースポーツもやらないもので雪のことは全く無知。
小さいこんぺいとうみたいな形で
溶けたりまとわりついたりしないようなサラサラというより粒粒な雪でした。


三本松から赤沼茶屋までは車道のある一般道を歩きます。
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さすが観光地と見えて交通量もそれなりにありますので
車の方に迷惑をかけないようにトコトコ歩きます。
車の方々も優しい方が多く、我々を追い越す際に
スピードを落としてくれるのに気がつき、ありがたいやら申し訳ないやら。


赤沼茶屋に到着。
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冬季意外ならここに駐車場があり戦場ヶ原にアプローチに絶好なのですが
この時期は閉鎖しているようです。


前回の丹沢で装備不足が露呈した事もあり
ちょこちょこと買い増しをば。
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OUTDOOR RESEARCH Stormtracker Gloves

ちょい冬用のアウターグローブ。
グローブにもレイヤリングするのがいいそうで
インナーにはミズノのブレスサーモを選択。
このグローブ-9℃まで対応との事でしたが
-8℃MAX環境で止まっていると少し手が冷たく感じました。
ただインナーが塗れていた可能性もあるのでまた機会をみてチェックですな。



それから以前手に入れていたものを
ようやく実戦投入。
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Black Diamond Trail Compact

相方用の調子が良さそうなので同じ物を購入。
付属のスノーバスケットを装着してキャップを外す雪山仕様。
転ばぬ先の杖とは良く言ったもので
おかげで転倒を免れたシーンが何度かありました。



そんでもって必要性を感じ急遽手に入れたゴーグル。
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SWANS X-566H

近所のスポーツ用品店で取りあえず一番お安いのを購入。
視界は良好なのですが、結局投入早々に内部の水分が凍ってしまう事態に陥り
もうひとつ使えませんでした。
どうもバラクラバ(目だし帽)をすると水分が上にあがってしまうようで
その水分が外気に触れて凍結してしまうようです。
この辺は要改善ですな。
(バラクラバはミズノのブレスサーモを使用)
サングラス使用の方が多いのが致し方ない事の現れなのかもしれませんが、
どうもダブルレンズなる仕様のものが比較的いいそうなので
次なるものを物色中。




んでちょっとデジタル化も画策中。
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iphone5+DIY GPS

携帯の電波が届かないところでもGPSを補足してくれるナビアプリ。
カシミール3Dとの連動も容易で、GPSロガーとしても使えます。
今回試してみたのですが、設定を全くしないままの投入だったこともあってか
5時間程度で電池切れに。
なんとなーくロガーとしての運用は難しい(≒面倒な)気がするので
位置確認の最終兵器としてコールドスタンバイしとくのが良い気がします。
防水機能が無いのでジップロックで密閉してみましたが、操作性は問題なし。



そんでもってこちらもようやく実戦投入。
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LAKEN クラシック・サーモ 0.5ℓ

家を出る時に沸騰したお湯を入れてみましたが、
6時間程度経ってそれなりにお湯の雰囲気を保ってました。
思ったより保温性能は高いと思います。




とまぁちょこちょこと新兵器を投入し
いよいよ白銀の世界へ分け入っていく事に。
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人気スポットらしくルートにはしっかりトレースが残っていて
木道が雪に埋もれていたとはいえ道迷いやうっかり湿原に踏み入っちゃうような
心配はなさそう。
ワカンもスノーシューも用意せず、登山靴のみで行きましたが
特に問題はありませんでした。アイゼンも用意したけど出番なし。


林を抜けると視界が一気に開きます。
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湿原を埋め尽くす白が大半を構成する世界。
美しさよりも無機質さを感じ少し恐怖を覚えました。


詩的な情緒を感じながらしばし広大な白い平原を眺めたかったのですが
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何してんだコイツ。
この人には除夜の鐘が108つじゃ足りない気がします。


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男体山側から振り返ると白根山も見えました。
頂上は奥にうっすらたたずむ部分です。
いつか冬に登れるといいなー。



雪風が時折吹きすさぶなんとなくストイックな平原を抜けて
林の中にまた戻るとまたそれなりの積雪が残ってたりしたので(大体20センチくらい)
丹沢に続いて、ツボ足やらキックステップの練習を。
そんなこんなで贅沢に時間と体力を使いながら
中間ポイントの青木橋で昼食を取る事に。



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今回はちょっと豪勢にに日清さんが気合をいれたらしい
どん兵衛の新作にトライ。
それにコンビニで入手したレトルトの角煮&ゆで卵をトッピング。

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山で食べるご飯は4割り増しとの個人見解があるので
日清さんの気合は見事に昇華されていたのかなんとも言えませんが
とても美味しかったです。

ただ雪の降る中での昼食はできるまでがなかなかつらいもので
ターフで屋根を作るなり、プラスで防寒するなり
何かしらの工夫ができればなーと思います。
動かないと指先は冷たくなりますなー。
これが森林限界以上だったらと思うとちょっとぞっとしますね。。。



寒さと戦いながらものんびりした後、湯滝に向けて再スタート。
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積雪は増える一方でしたが。
まとわり付かない雪はさほど苦労しそうな感じもなく
「キュムキュム」と音を立てながら進んでいきます。


通常時であれば整備された木道の上を歩くはずのこのコース。
雪に埋もれているため「木道の上と思われる所」を歩く訳ですが
場合によってはこういうところも多々あります。
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落ちる確立結構あるんじゃないか?
木道は思いのほか細いです。
ここもイメージトレーニングとしてナイフリッジの上を歩いてるイメージで、
如何に踏み外さず歩行できるのかを練習しながらの前進をする事に。

ただ
踏み外すなら木道の間の方にした方がいいです。
川側だったら落ちて死ぬまではしないかもですが、低体温症のお覚悟を。


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このお方はいつも以上に慎重に歩いてました。
私が「遅いぞバカ」というと
「黙れバカ!なんなんだコイツ・・・ブツブツブツ・・・」
とキックステップに力が入ります。
彼女きっと怒りを推進力に前に進むタイプ。



そんな絶妙のチームワーク
先に進みだいぶ時間をかけてとりあえずのゴールである湯滝に到着。
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鹿よけのゲートを潜り一般道へ戻っていきます。
実はこの後の一般道がとてもツラく
2キロほどの道のりを、悠々と走る車を尻目にトボトボと歩く我々は
更に激しい口喧嘩をしながらの帰還となるのでした。
大人になれよな相棒。


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ようやく戻れた三本松駐車場にてガックリうなだれる相方様。
怒りのパワーの限界だった模様。



この日は帰宅せず奥日光にそのまま一泊。
素朴な温泉宿でしたが、美味しいお食事、心地よい温泉
心温かいホテルの方々に大いに癒され
もうここに住みたいとさえ思ってしまうのでした。
次回の宝くじは買おう・・・。



明けて次の日、そのまま帰るのはもったいなので
前日行けなかった竜頭の滝を見に行ってみる事に。
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おそらく普段は超整備されている観光地に違いないのだけれど

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積雪により戦場ヶ原と似た様な状況に。


おそらく普段はなんでもない階段も
恐怖の滑り台と化します。
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我々は踏み後のない部分にキックステップでつま先をぶっこんでズカズカ登るのですが、
周りにいた所謂普通の観光に来た方々は普段着に近いいでたちな訳で
そんな事すると当然靴の中に雪が進入し、そもそも靴やらズボンやらがずぶ濡れになるようで
滑り台と化した踏み固められた部分を一生懸命登ったり降りたりされてました。
その光景を見ながら
山グッツってすげーなー
なんて訳のわかんない感慨に浸ったりして。
真実は「アイツらバカだなー」と反対に周りに思われてるだけなんでしょうけどね。


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竜頭の滝と言われそうな動きのある急流でした。
まだ凍ってる部分が少ないのが原因なのか
冬だとイマイチ意味がわからないのでコレは夏に見て
涼を感じるものなのかもしれません。



今回の日光は日常に雪がある環境で
大いに雪と戯れる事ができ非常に楽しい旅となりました。
もう帰りの頃には、そう
雪ちょっと邪魔って思えるくらいに。


日光は二人ともすでにお気に入りの場所で
また登りたい男体山・白根山はもとより
日光の母なる山 女峰山、男体山のお隣の独峰 太郎山、
日光連山の秘境 皇海山などなど魅力的なお山がまだまだあります。
何を持って日光連山制覇とするかは別にして
ここに揚げたお山には是非登ってみたいのでまたと言わず
これから何度も訪れる事になりそうです。

今回も無事にお山で遊ばせてくれてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします日光さん。
皆さんもよいお年を!
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以下メモ。



◇お山
戦場ヶ原 栃木県日光市 標高約1,390m~1,400m
当日コンディション:曇り時々晴れ、気温-2℃ ~ -8℃


◇コース
三本松駐車場スタート(9:56) →車道 →赤沼茶屋(10:24)→展望台(11:01)
→青木橋(11:57)→昼食休憩 (70min)→小滝分岐(14:31)→湯滝(14:51)
→車道 →三本松駐車場(15:53)
※トータル時間5時間57分


◇主な装備
・登山靴:GARMONT タワープラス GTX II(止まるとちょっと冷たくなる)
・ザック:karrimor ridge 40(総重量 11.8kg)
・レインウエア:Columbia Grass Valley Rainsuit(初使用!快適)
・アウター1:berghaus JORASSES SOFTSHELL JACKET(使用せず)
・ミドル1:Phenix Hybrid Fluffy Jacket
・ミドル2:HAGLOFS LIZARD JKT
・ベース1:UNDER ARMOUR UAソニック 半袖(寒さを加速させた気が・・・)
・ベース2:TERNUA LAIRG
・ボトム:finetrack ストームゴージュアルパインパンツ(撥水完璧)
・ボトムインナー:PHENIX Comfort Tights(ちょいと寒い)
・グローブ:OUTDOOR RESEARCH Stormtracker Gloves
・グローブインナー:MIZUNO ブレスサーモ・インナーニットグラブ
・スパッツ:MOUNTAIN EQUIPMENT TRAIL DLE GAITER
・バラクラバ:MIZUNO ブレスサーモ・バラクラバ
・ゴーグル:SWANS X-566H(要改善)


◇メモ
・休憩中の防寒を考える
・アウターグローブもう1段グレードアップ版を予備に
・防寒タイツは必要
・ツェルト等で休憩時の屋根が作れないか
・やっぱりハードシェルも欲しい
・ワカンあった方がよさそう
・燃料はノーマルでもいけた
・ZIPPOでも寒いとつきにくい

 OYAMA

2 Comments

にゃんにゃんランド  

こんばんは^^
山の雪景色、やっぱりいいっすねえ(+o+)
自分はラジコン三昧でここ数年は山行ってませんが
写真見るとまた行きたくなります^^
温泉いいですねー最高ですね!><笑

2014/01/09 (Thu) 02:12 | EDIT | REPLY |   

UGO  

Re: タイトルなし

毎度どうもー♪
雪山いいですねー。
我々の場合は生きて帰る力が乏しいので
早々行ってられないですが。。。

では、山かダートでお会いしましょう。笑

2014/01/14 (Tue) 00:18 | EDIT | REPLY |   

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