Because it's there.

“それ”はその都度
変化するらしい。

続・七転八倒趣味日記

16
2013  02:15:35

6ピークス目(敗退) ~憧れの尾根道は長く長く長く

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うまいこと東京って災害をさけるなーと思っていたら
ここに来て今年最大級の台風が直撃する模様。
いい大人が不謹慎な気もしますが、台風の時ってちっちゃい時と変わらず
学校(今は仕事)休みになればいいのに!
と淡い期待をしてしまいます。

天気が崩れるギリギリの週末
今までの山歴で最も難易度が高いと思われる
お山にチャレンジしてきました。






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今回のお山は神奈川県の丹沢にある塔ノ岳(標高1,491 m)。
標高こそそれほどではないのですが、驚くべきはその歩行距離。
今回は『表尾根ルート』というメジャールートを選んだ訳ですが
その距離破格の7.7km(片道)
これまでは3キロ程度の山行しかしたことのない我々には
大いなるチャレンジであると言えます。

元をただせばこの週末、日光は茶臼岳(那須岳)に行く予定だったのですが、
予報を見ると晴れてはいるものの、山頂付近の風速が22~24m/sとの事。
m/sなんて聞いてもいまいちピンと来ませんが、気象庁によると

「大強風:煙突が倒れ、瓦が落ちる。」との事。
煙突が倒れるってなんだよ。

とのなんかおっかない状況だったので
早々にあきらめ、以前から目を付けていたものの
実力不足から見合わせていた塔ノ岳に急遽行ってみる事に。



今回のルート
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ヤビツ峠スタートの表尾根ルートピストンです。
さぁどうなりますか。



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スタート地点となるヤビツ峠。
15台くらい停められそうな駐車場があります。
5時半頃に到着したのですが、すでに半分くらい埋まってました。



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ヤビツ峠からは富士見山荘方面に舗装路を1.5km下ります。
下調べが足りなかったため道中随分不安になって
5度程引き換えして車で下見しようか迷いました。



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6度目の気の迷いが起こるか起こらないかの頃
ようやく富士見山荘前(というか取り壊されていてサラ地でした)に到着。
もうちょっと下ると水場があるようです。



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さらにそこから少し舗装路を登ると登山口に到着。

ベテランらしき山ガールさんが登山口前で準備運動をされていて
ふと「準備運動はちょっと体が温まってからした方が効率は良い」なんて
山雑誌に書いてあったのを思い出してハッとしたのですが、
並んで体操なんてなんかキモいという
謎な男のプライドが発動して
ド素人のくせに準備もそこそこでスタートテープを切ってしまう我々なのでした。



スタート直後の登山道の様子
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人気スポットだけあって例に漏れずよく整備された登山道です。
土がやわらかいのか石で整地されているのが印象的でした。
ここのところ森林限界に振れる事が多かった事もあり
山っぽい雑多な面持ちになんとなく小さい頃に遊んでいた
近所の裏山の風情を思い出しました。
私にとってはこういう雰囲気が『ザ・山』って感じです。



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道中見つけたアグレッシブなビジュアルの植物。
マムシグサとか言うそうです。
実が大きすぎるのかパキっと茎が折れて逆さに釣り下がったものが多く
上向きのモノはちょっとレア(私見)。




郷愁と変な植物の怪しさを感じながらしばらく登っていくと
視界が開けてきます。
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視界良好!とはいかないまでも
霧マスターの我々としては珍しく遠目の効く景色に出会えました。
確信はないですが地図で確認した感じだと横須賀の方まで見えていたのではないかと。



山を登り始めてはじめてのまともな展望に感動して
無駄に時間を費やしつつも第1チェックポイントの二ノ塔に到着。
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割とこじんまりしたスペースだったのでとりあえずパスして
三ノ塔を目指す事に。



そんなほんの少しだけストイックになった時にアイツが登場。
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日本が誇る世界遺産候補です。(今のところ実現は厳し目)

不意をつかれたため、「おぉー!」というより
え?なんで??
という気持ちが強かったため反射的に
あれはきっと違う山だ・・・
なんて変な逃走状態に入ったりして。

なんとも甘ずっぱい登山における初富士でした。



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空は抜けるような青だったのですが
Canon様にかかればこれだけドラマチックな色に。
思い出は脚色してナンボ。



訳のわかんない演出をしているうちに
第2チェックポイントの三ノ塔に到着。
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広いエリアで展望も良く、ココを目指して登山しても
いいんじゃないかってくらいいいところでした。
ここでも無駄に時間を浪費。



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さぁここからが表尾根ルートの醍醐味です。
稜線伝いに遥か彼方に見える塔ノ岳を目指します。
時折優しい風が通り過ぎ、ヒートアップした体を冷やしてくれます。
なんて心地の良い道でしょう。



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とか油断してると怪我します。
頂上と頂上を結ぶんだから当然アップダウンあるんですね。
ガッツリ油断してました。



油断した時の登りに潜在的なダメージを受けながら
程なくして烏尾山荘に到着。
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初めて見る有人の山荘でした。
コーヒーのノボリが立ってて興味を惹かれたものの
なんとなく遠慮してしまい今度の楽しみになりました。

ベンチに腰を下ろしつつここで作戦タイム。
ここでほぼルートの中間地点となりこの時点での時間は9時。
先のルートを確認すると平均タイムで2.5時間程で山頂との事。
我々は鈍足の牛歩スタイルなので平均タイムから1.5倍かかる計算をしているため
山頂到着時間を考えると4時間弱かかる計算なので着くのは13時!?
昼食を取って14時に山頂を出たとして・・・

いや生きて帰れない気がする。

という事で、11時目処で進めるとこまで行ってみるなんて事も考えましたが
下山後、行ってみたい温泉があったり、お食事処があったりしたので
妙ながんばりのせいで台無しになるのは嫌だ
という結論に達し、これから頂上を目指す方々が後続に続く中
早々に下山をすることにしました。



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振り返ると堂々とそびえ立つ日本のご本尊。
山に背を向けた者を見下ろすその目はいかなる色なのか。
また来るぞ、塔ノ岳!!



これは本格的に足腰を鍛える必要が出てきましたなー。
谷田部にはきっと
トレーニング@マーシャル
でお伺いするかもしれません。
必要な方は呼んでください。(ギャラはコーヒーを所望します)


あ、温泉は最高だったしお食事も美味しかったです。
ご褒美ないならビギナー脱出しなくてもいい。



以下メモ。



◇お山
塔ノ岳 神奈川県秦野市 標高1,491m
当日コンディション:晴れ、気温14℃~18℃


◇登山コース
ヤビツ峠スタート(6:12)
【登り】→富士見山荘前(6:32)→二ノ塔(7:46)→三ノ塔(8:05)→烏尾山荘(8:54)
【下り】下山スタート(9:18)→三ノ塔(10:00)→大休憩→富士見山荘前登山口(11:55)→ヤビツ峠(12:45)
※トータル入山時間6時間33分


◇主な装備
・登山靴:THE NORTH FACE ヴェルベラ ハイカー
・ザック:karrimor ridge 40(容量 10.8kg)
・レインウエア:Columbia Grass Valley Rainsuit
・アウター:Phenix PokharaJk(使用せず)
・ミドル:HAGLOFS LIZARD JKT
・ミドル2:Phenix Hybrid Fluffy Jacket(使用せず)
・ベース:Phenix Cozy QD Zip Moc
・ボトム:Millet LTK PANT
・ボトムインナー:近所のスーパーで買ったKappaのスポーツタイツ(でも特に問題なし)
・グローブ:Black Diamond Digital Liner(新投入 いい感じ!)


◇メモ
・要基礎体力アップ
・ポールの導入検討
・ハイドレーションシステムの導入検討
・地形の事前シュミレーション不足(やっぱ1/25,000マップ必要)
・リッジ40少しだけ馴染んできた気がする

 OYAMA

2 Comments

ts-papa  

おぉーーーーーっ、ヤビツだ。(^-^)

大学時代は秦野だったのでポンコツスターレットで夜な夜な遊びに行っとりました。

私も少し体を鍛えなくてはいけないと最近考える事がありましたのでまずは近くの何かに登ってみようと思います。

2013/10/16 (Wed) 16:47 | EDIT | REPLY |   

UGO  

Re: タイトルなし

>ts-papaさま

ご無沙汰してます。
確かに道中それっぽい「黒い線」がたくさん引いてありましたね。笑
あんな狭いところでよく走れるもんです。
昼間はランナーやバイカーや自転車マン達が
精力的に活動されてました。

お!papaさんもはじめますかー。
未だに何がいいのかよくわかってませんが、
変な充実感はありますよ?笑
って迅速なマーシャルのためとかじゃ・・・。

千葉だと登山装備もいらない魅惑の
鋸山ハイキングなんて行ってみたいなーと。

2013/10/16 (Wed) 23:43 | EDIT | REPLY |   

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